保育園見学
“そもそも保育園見学は必要なのか?認可だったら一定基準を満たしているしどこも基本同じでは?”と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。筆者は保活としての保育園見学は6ヶ所行きましたが、行ってみてやはり保育園見学は必要だった、行っといて良かったなという結論を得ました。
筆者が考える保育園見学が必要な理由(選択すると開きます)
・同じ認可保育園でも結構違う!!→園の教育方針(理念)、周辺環境、園庭の広さ、園内の様子などは実際に行ってみないと分からないことが多いです
・1度訪問しておくと、通園のイメージがしやすい
見学の時期
保育園申請に間に合うように、保育園見学を終わらせておく必要があります。子どもを入園させたい園がある自治体によりますが、翌4月入園のための申請は、おそらく10月になる自治体が多いと思います。そのため、9月中には保育園見学を終わらせましょう!
また、可能であれば出産前(妊娠中)に見学しておくことをお勧めします。子連れですと、子どもに中断され、先生に聞きたいことをしっかりじっくり聞けなかった、という結果になりがちです。
そして、出産後(育休中)、スケジュール的に余裕があれば見学した園の育児講座に参加することをお勧めします!園のプログラムに参加できるので、入園後の子供達の園での様子がわかってきます。
見学する園の選定
子どもを保育園に入園させて本当に実感するのが、自宅から近い園がベストということです。まずは徒歩圏内の保育園をリストアップしましょう。次に公共交通機関で職場に通う予定の方は、最寄駅までの通勤経路にある園、最後に公共交通機関での通勤経路にある園と候補を増やしていきましょう。
筆者は、子ども達を自宅から徒歩15分程度の園に入れられました。自宅に近いと職場には遠くなりがちですが、慣らし保育期間中通うのも楽ですし、何より第2子の産休・育休中も苦なく第1子を保育園に連れて行けます!!もし自宅から遠い保育園だと第2子の産休・育休中に第1子を通わせられなくなり退園という可能性も出てきます。そうすると、第2子の育休中に上の子の面倒も見なくてはいけないし、今度は子ども2人を同時に入園させられる園を探す必要も生じます。また、お住まいの地域の交通機関事情にもよりますが、朝の通勤ラッシュに子どもと一緒に突撃しなければいけない事態はなるべく避けたいところですね💦
①自宅から徒歩圏内(近ければ近い程楽です)
②自宅から最寄駅までの通勤経路途中
③自宅から職場までの通勤経路途中
何園くらい見学に行って申請すべきかは、お住まいの地域によって大きく差があるので、お住まいの自治体の家庭支援課などに相談するのがオススメです。育児講座情報も自治体から入手できます🎵
見学のポイント
さて、見学する園が決まったら、次は実際の見学の際に何をチェックするかですね。筆者は以下の項目を確認しました(選択すると開きます)。
保育園見学チェックポイント
🔹周辺環境(園の前の道路の交通量や、園内が丸見えになっていないか、など)
🔹車や自転車での送迎は可能か(駐車場、駐輪場についても要確認)
🔹園の出入り口のセキュリティ(オートロックだと安心です)
🔹園庭、プール(有無も)の広さ、花壇の様子(野菜育ててると嬉しい)
🔹建物の構造、クラスの割り振り(2階建てで1階が幼児、2階が乳児にしてる、など)
🔸園内の様子(清潔感、先生方の様子、子どもたちの作品の展示など)
🔸食事(調理場所、アレルギー対応、食育についてなど)
🔸年間行事予定(懇談会、親が参加する行事、先生との面談予定など)
◆入園前に親が用意するもの(お昼寝シーツ、エプロンなど)
◆費用が発生するもの(園用の帽子などの園指定品の有無、オムツ廃棄料など)
大きく分けるとハード面(周辺環境、建物)、ソフト面(行事、園内環境)、入園準備についてですね。筆者としてはハード面で特に問題なければその保育園は申請してOKです。ソフト面、入園準備については先に知っておけると親の心構えができるっていうところですね。ただ、ソフト面に入れた園内の様子で、あまりにも雰囲気が暗い、先生達に覇気がなくて挨拶もろくに返してくれない、、、などでしたらその園は避けた方がいいかもしれません。ただ、その時たまたまだったり、職員は変わる場合もあるので、園内の様子がイマイチだった園こそ育児講座にも参加してみて、様子を探ってみて下さい!!
保育園の申請
申請する保育園が決まったら、後は時期が来たら保育園の申請です。
育休を1年以上取得する方は育児休業手当金の延長のために保育園の落選通知を入手するための保育園申請が必要になりますのでお忘れなく。この際は落選しないと困るので、人気園1つだけ書きましょう。
希望園の順位づけ
保育園にも各園の理念を掲げて頑張っていらっしゃる園もありますが、やはり幼稚園とは違い、申請した複数の園の中のいずれかに通うことになりますので、この園が絶対いい!!ここじゃなきゃ!という気持ちは抑えて、普通が一番。特別に何かをしてくれる園なら儲けもの、くらいの気持ちで申請の際の順位づけをしましょう。
ちなみに筆者は、見学と育児講座参加の結果、どの園も甲乙付け難かったので、自宅から近い順にしました。その結果、第3希望に書いた自宅から3番目に近い今の保育園に無事決まりました。第1希望と第2希望に書いた、より近い園は「ヨコミネ式」という教育方針を掲げている頑張っている園だったので、人気があり入れなかったのだと思います。
どうしてもその教育方針の園に入れたくなってしまった場合はどうすればいいですか?
お子さんの4月の月齢がその園の入園可能な月齢を超えていれば、0歳児クラスに申請すると入りやすいとは思います。あとは、認可外の保育所に短期間入園させて申請時の点数を加算するという方法もあります。筆者の場合、第1子が12月生まれで0歳児クラスに入れるとなるとまだ生後3ヶ月でしたので、翌4月の1歳児クラスの申請となりました。あとは、申請の時期が10月で産まれる前に申請しないと間に合わないスケジュールでした・・・。こだわりのある方は、早め早めに間に合うように動いて下さいね!!筆者はこだわりがなかったのでこのような結果になりました😀
必要書類の準備
必要書類は、必ず申請先の自治体に確認しましょう。
一般的に、親自身が用意する書類と職場に用意してもらう書類がありますので、職場に用意してもらう書類は、早めに職場と密に連絡を取り合って申請期限に必ず間に合うようにしましょう!
認可外保育園
自治体に申請を行う認可保育園とは違い、認可外保育園に入る場合は直接個別にその園に申し込みをすることになります。そのため、空きがあればすぐ入れるというメリットがあります。
認可外保育園を利用する場合は以下の2パターンが多いかな、と思います。
①認可保育園に全て落ちたが、育休の延長ができないため認可外を探す
②認可保育園に確実に入れるための点数加算のために事前に認可外に通う
各パターンの場合の一般的なスケジュールを説明します。
パターン①:認可園に入れなかったため | パターン②:点数加算のため |
1月下旬頃、認可保育園全滅の通知が届く 通知を受け取り次第、リストアップしていた認可外保育園に連絡を取り、空き状況の確認 ※認可外保育園も、認可に落ちた方のために2月上旬に入園説明会や見学会を予定してくれているところが多いです | 10月の認可保育園の申請に間に合うように認可外保育園に通園(育休中に一時的に通わすだけなので、自宅最寄りがオススメ) ※一定期間認可外保育園に通っている必要がありますので、申請先の自治体の基準を必ず確認しましょう |
筆者は、認可保育園に申請した後、パターン①に備えて自宅周辺の認可外保育園のリストアップだけはしておきました。幸い1月下旬の通知で第3希望の認可保育園に入園がきまり一安心でしたが、すぐに動けるように認可外園のリストアップだけはしておくことをオススメします。
まとめ
保活の流れは以下の4ステップになります。
- 情報収集:必ず自治体から入手!、認可外保育園についても
- 見学する園の決定:近場の通いやすい所から
- 実際に見学:見学のみなら妊娠中に。子連れなら育児講座参加もオススメ
- 申請:認可は申請期限厳守!!認可外は都度申し込み可
筆者の場合
- 5月:第1子妊娠判明!まずは居住地の保育園事情を確認
自治体の窓口で、1歳児クラスの例年の空き状況を確認→1歳児クラスでも入園できそうと判明し、一安心
5〜6月:見学園決め 自治体にも相談し、候補園を6園決めました
6〜7月:保育園見学 この期間に候補園6園全て見学しました
10月:保育園申請0歳児クラスでは申請しないと決めたので、申請せず12月:出産
翌4月〜9月:育児講座参加 子ども連れで各園に定期的に遊びに行きました。保育園の給食が試食できる育児講座は是非オススメです!!
翌10月:保育園申請
翌10月〜翌々1月:認可外保育園の情報収集
翌々1月:保育園の結果通知が届く 無事第3希望に合格。合格した園にせっせと遊びに行くようにしました。同じ園に通う予定のママも見つけられました。
翌々3月:入園説明会 何度も遊びに行っていたので先生からも顔を覚えてもらえていました。
翌々4月:入園、慣らし保育、職場復帰
お住まいの地域によっては、0歳児クラスへの申請若しくは認可外の加算がないと認可保育園の入園ができないような場合もあります。
筆者の場合は運よく1歳児クラスの申請で大丈夫な地域だったので上記のようなスケジュールで動きましたが、ご自身の状況に合わせて保活をしていただければと思います。
それには何より事前の情報収集が大切です!!!この記事が一助になれば幸いです☺️
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